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Pythonは1990年代初頭にGuido van Rossum氏によって開発された、比較的歴史の長いプログラミング言語です。文法が非常にわかりやすくプログラミングの学習に最適な言語であると同時に、先進的な概念を備えた実用性最重視の言語でもあります。ディープラーニングに代表される機械学習の分野では、ライブラリの豊富さ・コーディングの容易さ・コードの読みやすさなどが相まって、AI分野の事実上の標準言語となっています。また、Google社が社内で使う標準言語のひとつとして採用していることでも知られ、YouTubeやGmailのような身近なサービスの裏側でPythonが活躍しています。教育の現場では、マサチューセッツ工科大学(MIT)とカリフォルニア大学バークレー校がコンピュータサイエンスの入門コースにPythonを採用したことでも近年話題になりました。いまやアメリカの主要大学の大半で、コンピュータサイエンスの初学者向けカリキュラムにPythonが採用されています。また日本でも、情報処理技術者試験の選択科目として新たに採用されるなど、実用性の高さもさることながら、プログラミング言語としての素性の良さに各方面から注目が集まる形となっています。小中学生でも理解できる初等プログラミング教育の教材として、アプリケーション開発やWEBサービスなど実務分野を支える基幹言語として、さらにはAI研究などアカデミックな分野まで広くカバーしているPythonは、数多くのプログラミング言語の中でいま最もホットな存在と言えるでしょう。

なお、Pythonは誰でも自由に使えるオープンソースのソフトウェアとして公開されていますので、 開発環境をお手元のWindowsやMacに無料でインストールすることができます。PCにインストールせず使いたいという方には、オンラインでPythonを実行できるRepl.itやWandboxといったクラウドサービスが多数あり、とても手軽にプログラミングを始めることが可能です。機械学習の研究に特化したGoogle Colaboratoryのような非常に高度なクラウド環境もあり、学習環境のバリエーションは実に多彩です。また、BrythonというWEBフロントエンド用ライブラリを利用すれば、PC・タブレット・スマートフォンのブラウザ上で表示されるWEBページを、Pythonを使ってダイナミックにコントロールすることも可能です。

Pythonに関する市販の入門書や専門書の豊富さも、学習者にとって大きな強みといえます。Amazonのプログラミング関連書籍の売上ランキングを開くと、ランキング上位をPython関連の書籍が独占しています。つまり、プログラミング学習の選択肢としても、将来性を考えても、プログラミング学習の入り口としてPythonは最善の選択肢と言えるのではないでしょうか。