逆転

先日、子どもの運動会だったのですがメインイベントのリレーで最終コーナーで逆転するというドラマチックな展開がありました。スタートしてから一度も抜く事も差が縮まることもなくアンカーの息子まで来た訳ですが、ゴールテープ5m前の最後の最後に抜き去りました。

諦めずに頑張っていれば勝負に勝てることがあります。まあ、殆どのケースでは序中盤のリードを保った方がそのまま勝ちきる訳なのですが、何十回・何百回に一回は逆転することもあるんですよね。これを私は将棋から学びました。

将棋は逆転のゲームと言われますが、やはり棋力が拮抗していればそうそうありません。高段者にもなればウッカリミスから自滅なんてことは殆どありません。やはり、序中盤の形勢がそのまま勝敗に繋がるケースが殆どです。

しかし、諦めずに苦しい展開を我慢して最後に逆転勝ちした一局は記憶に焼きつくんですよね。誰かが難易度調整した作られた成功体験よりも、ボロボロになりながら何十・何百の中から拾った偶然に近いような一つの成功の価値は何物にも換えがたい貴重な体験となります。

これは楽器でもそうですが、教わったから出来るものでもなく、見たから出来るものではありません。本人が苦労して工夫して努力してようやく出来たものを積み重ねた人は何事においても謙虚になれます。重要なのは失敗体験なんですよね本当は。ネットを開けばあらゆる分野の最適解が広がっていますが、本当にそれは正しいのでしょうかね?

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