無から有

子育てや子供の教育と経営は似通っている部分が多いように感じます。とにかく、0から1までが途方も無く遠い。しかし、0と1は大きく違うということです。

例えば、経営するとなると必要なものって何でしょう?資金力、判断力、交渉力、コミュニケーション能力、知力、体力、精神力などなど当たり前のものから特殊能力のようなものまでさまざまです。これらにそれぞれ値を入れたとして、計算式は足し算ではなく掛け算してみてください。どれだけ資金力があっても、どれだけコミュニケーション能力が高かったとしても体力が0なら答えは0です。一つでも0を掛け合わせると答えは0です。体力や知力があっても金がなければ0なんです。

これは子育てにも言えるのではないでしょうか?子供が何かを得るには0から1がとてつもなく遠く、習い事を始めたから1とはカウントできるようなものではありません。最初の1年や2年は足を上げただけで1歩目が着地していないくらいの認識でいたほうが長期的な視野で子供の成長を見守れます。

経営でもそうですが、1年や2年で成果が出るようなものは極めて稀です。短期的には良くても中長期で見ると駄目になるケースは大体説明がつくようなことばかりです。国勢調査によると、日本の起業廃業率は最初の5年で80%が廃業し、 次の5年で 残った企業の80%が廃業します。10年で96%が廃業し全体では4%しか残りません。これだけ厳しい生存競争を生き残るためには誰にも負けない武器を持つことも重要ですが、それと同じくらい0ではなく最低でも1は幅広い分野の能力を持ち、更には2や3と積んでいることが生存率を高めることに繋がるのではないでしょうか。そういった意味でも子供が家庭や教育によって幅広く教養を身に付けることは大切なことだといえます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください