本音。

子供に本音で語りかけることはありますか?勿論、大多数の親御さんはYESと答えると思います。では、建前は一切ないのかといえばそんなこともないはずです。

もし子供が寝ずに遅くまでゲームをやっていたら本気で止めさせようとするはずです。それは睡眠が不足することで身体を壊す精神が不安定になるなど様々な悪影響があることを知っているから本音度は100%です。

では、「勉強しなさい」はどうなんでしょうか?勉強をしなければ将来的に不都合が出てくる訳ですが、しかし今すぐどうこうなるものでもないし、日々の生活の中で子供も親も平穏に暮らすことが一番大切なことだと感じています。未来を先取りして今を一生懸命に勉強する環境を作るには、其れ相応の目的が必要にもなります。そんなこんなで本心とは裏腹に建前度が高いことになってたりしませんか?

そして、この目的には、「なりたい自分」と「ありたい自分」が必要です。なりたい自分とは、職業や地位など夢や目標として明示出来ますが、ありたい自分とは更にその先の職業や地位に就いた後にどうありたいのかどう生きたいのか心の部分になってきます。

こないだテレビでビートたけしさんが、今の若者は夢なんか見なくていいから兎に角食うために働け、いつの時代も食うために働くもんだと仰っていました。芸人・映画監督として大好きですが、この意見には賛同出来ませんね。たけしさんが仰る通り、頑張っても大多数の人間は報われないのが現実です。しかし、なりたい自分の先にある、ありたい自分を見出すことは人生の重要なテーマであるように思います。

勿論、一生懸命働く、正社員で働く、出世する、高給を取る、家族を養う、事業を起す、収益を上げるなど大切なことですが、個人の心のあり方までは他人や社会は変えられないはずです。この部分を蔑ろにした結果が少子高齢人口減少に繋がったにも関わらず、まだウン十年前の成功モデルを継続させようとする辺りは老害極まるといったところでしょうか。

子供に夢や目標を持たせることは簡単ですが、心のあり方を教えることは難しいはずです。そこに本来は教育の大切さがあるのでしょうが、今の時代は残念ながらそのリソースが不足しているのが現状です。

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