出来ない2つの理由

1つ目は「やり方が分からない」、2つ目は「物理的な環境がない」。昔、子育て関連の本で読んだ記憶がありますが、これは大人でも同じことが言えると思います。

今、とある学習系のユーチューブチャンネルを観ていて、色々なユーチューバーがそれぞれ上達法を話をしているのですが、やはり上達する方法には共通点があるというよりも、おそらく王道的に絶対に避けては通ってはならない道筋というものがあると理解しました。似たような話を何人からも何回も何回も聞かされ、ようやく私にも見えてきました。

「やり方が分からない」からやり方を教えますよというけれど、理解力というものは千差万別。その時々のタイミングというものもあります。10歳で理解出来る子どももいれば、私は40を過ぎて理解したこともあります。いずれにしても、本人が興味を持って前向きに向き合わなければ、なかなか身に付かないことの典型例ですね。後は、必要にせまられているかどうか。大人になると取捨選択の幅が子供よりは広くなります。その代わりに捨てられない重い義務も課せられますが、主体的に取りにいった知識や技術はその分だけ得易いとも言えます。等価交換のようなものでしょうか。

2つ目の「物理的な環境がない」ということですが、身に付かない、理解が進まないことの要因としては、1つ目のやり方が分からないよりも不幸なことです。この物理的という言葉には物質的・物量的なのはもちろんですが、数理的に説明がつくものを含めるという意味から「時間」も当然含まれます。この教室に通う子にも、時々キラリと光る才能を持った子がいます。そんな時は私からは「もう少しだけ毎日の取り組む時間を増やしたら?」と提案するのですが、返ってくる答えは「時間がない」なんですよね。まだまだ子供なのに、こういう返答があったときは凄く悲しい気持ちになります。

事実、学校に塾に他の習い事にで手一杯の子供も増えています。今、新型コロナ問題で学校は休校中です。これにより余裕がなく目一杯の子供たちが精神的にゆとりを取り戻せることができれば、それはそれで良い時間になっているのではないかと察します。時間は全ての人に平等です。しかし、各々に残された時間は違います。今ある時間、今ある環境を当たり前に思わず、前向きに進みたいと最近は常々考えています。

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